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CoLinuxインストールネットワーク設定編 †前章まででCoLinux上でDebianが動き出しました。さっそくapt-getしてパッケージを追加したいところですが、そのためにはネットワークの設定を行う必要があります。 前ページの config.txt で eth0=tuntap,TAP のようにTAPという名前を付けましたので、TAP-Win32アダプタ(Windows本体とCoLinux間をつなぐ仮想ネットワークドライバ)の名前を TAP に変更してください。以下TAPと呼びます。 さてここからが少しやっかいです。ネットワークの基本的な知識が必要になります。Windowsならコマンドプロンプトから、 ipconfig /all とすると大体のことはわかります。 CoLinuxに付属してくるTAPをLANに接続するには
の2つの方法が出来ます。ブリッジの方が簡単です。 ブリッジ接続が出来れば特に問題なくLANと出入りできます。 ところがWindows側の仕様?バグ?で、LANに接続しているNICによってはブリッジが働かないことがあるようです。特に無線LANでは全滅に近い状態です。まずはブリッジ接続を試し、無理そうだったらNAT接続を試してください。NAT接続については CoLinuxインストールネットワーク応用編 に説明があります。 ブリッジ †ブリッジとは「ソフトウェア的なハブ」と考えてください。ブリッジに接続された2つのネットワークインターフェースはお互いにパケットを通過させます。従って「ローカルエリア接続」と「TAP」をブリッジ接続すると、TAPから流れてきたパケットがローカルエリア接続に流れ、逆のローカルエリア接続からのパケットがTAPに流れるようになります。すなわち、TAPをLANのハブに接続したことと同等の結果になります。
ここで colinux 上で # ifconfig eth0 192.168.1.100 (LAN上の空きIPアドレス) # ping 192.168.1.1 (インターネットに出るためのルーターなど) Ctrl+cで終了します として、LAN接続できているか調べてください。もしpingが帰るならおめでとうございます!ブリッジ接続に成功しました(無線LANをブリッジに入れようとするとうまくいかないようです・・・) 念のため
なども試験してください。完璧に大丈夫そうだったらCoLinuxインストールdebian設定編 に進んでください。うまくいかない場合は CoLinuxインストールネットワーク応用編 を参考にして、NAT(ウィンドウズ・ネットワーク共有)を併用してください。 関連リンク †
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