BBB_eMMC

内蔵のeMMCと、SDカードのパーティションについて

SDカードを刺さない場合

内蔵のeMMCからAngstromが立ち上がる

map2.png

eMMCのみの場合、第一パーティション(FAT)に置かれた

  1. MLO
  2. u-boot.img
  3. zImage

の順に起動する。カーネル起動後は eMMCの第二パーティション(/dev/mmcblk0p2) を rootfsとしてマウントする。

Angstrom は 起動パーティション(第一パーティションFAT)を /media/BEAGLEBONE に自動マウントする。ただし起動後マウントまでにはしばらく時間がかかる。次のようなスクリプトでマウントされるのを確認できる。たまに /media/BEAGLEBONE ではなく /media/BEAGLEBONE_ に自動マウントされることがある。原因は不明。

while true
do
(mount | grep /media/BEAGLEBONE) && echo ok
(mount | grep /media/0CDA-7981) && echo ok
sleep 1
done

SDカードを刺した場合

SDカードにdebianをインストールした場合

map1.png

SDカードを刺した場合、eMMCの第一パーティション(FAT)に置かれた

  1. MLO
  2. u-boot.img

が起動し、次いでSDカード第一パーティションのzImageが起動する。
zImage起動後は SDがプライマリ(/dev/mmcblk0)、eMMCがセカンダリ(/dev/mmcblk1)と逆転する。
カーネル起動後は SDの第5パーティション(/dev/mmcblk0p5) を rootfsとしてマウントする

その他

SDカード有り/無しいずれの場合でもeMMCの第一パーティションのMLOから起動するが、eMMCを壊してしまった場合はSW2を押しながら電源を入れるとSDの第一パーティションのMLOから起動する。

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