FAQ

目次

全般的な質問

  • cat709 ブロック図の CPLD デコード表中 CE1 と CE2 の論理が同じですがこれは正しいのでしょうか ?

ハードウェアFAQ

  • cat709で/dev/hdc* や/dev/hdd*がなくCFカードを2枚以上差したときにSocket2に差さっているhdc1をマウントできません。なにか方法があるのでしょうか?
  • マザーボードは自作しないとダメなのですか?コネクタ類は?
    • 開発キット(EK709)にはマザーボード(EB709)が含まれますので、すぐに使ってみることができます。実際の製品を量産する際にはマザーボードを製作するか、開発キットのマザーボードが利用できます。(えびはら)
  • FLASHチップへの書き込み方法は?ROMライター等が必要ですか?
    • 通常の使い方ではROMライターやJTAGデバッガは不要です。CAT709のFLASH ROM は書き込み済み(Linuxインストール済み)で出荷されますので当面FLASH ROMを自分で書き換える必要はありません。また基板に実装されていますのでROMライターで書き直すことはできません。FLASH ROMを書き換える場合は以下の場面などです。
      1. カーネル(zImage)をコンパイルしなおす場合
      2. 自作のルートファイルシステムイメージを書き込む場合
      3. IPL-ROMをバージョンアップする場合
      上記の1. 2. の場面ではCAT709のIPL-ROMプログラム内に、シリアルケーブルでXMODEMプロトコルでイメージファイルをダウンロードしてFLASHに書き込む機能がありますのでシリアルケーブルで書き込みが可能です。3. のIPL-ROMブート部分の書き換えはLinux起動中に行います。ただし、IPLブート部分の書き換えは失敗すると起動しなくなる危険性がありますので細心の注意を払ってください。IPLブート部分の書き換えに失敗した場合は立ち上がらなくなってしまいますのでJTAGデバッガーが必要になります。(えびはら)
  • "xxx" というCFカードは使用できますか? CAT709で使用できるCFの一覧は?
    • CAT709のCFは、パソコン(PC)版のLinuxとほぼ同一と考えてください。PC版のLinuxで使用できるCFカードはCAT709 でも使用できる可能性が高いです。要するにLinux版のデバイスドライバがあるかないかという点につきます。CFカードの動作検証の場合は、まずは事前にノートPC等で評価・実験してください。その際にカーネルのバージョンを確認ください。設定ファイルの書き方などもPC版のLinuxとほとんど同一になります。動作確認が取れたカードの一覧はCFカード情報にまとめてあります。動作確認の報告もお待ちしています。(えびはら)

ソフトウェアFAQ

  • 立ち上がり時間(起動時間)はどの程度ですか?
    • 電源投入から login: プロンプトが出るまでおよそ28秒です。お客様作成のプログラムを自動起動するようにした場合は、login: より前に起動しますので、電源投入から計測してプログラム実行までがおよそ28秒と思っていただければよいかと思います。数値は今後OSのバージョンアップで変化する可能性があります。jffs2ファイルシステム形式よりもcramfsファイルシステム形式のほうが読み取りが高速なので起動が速くなります。(えびはら)
  • コンソールに文字を出力すると、処理が遅くなるか
    • はい。コンソール(シリアル、telnet等)に文字を出すとその分処理が遅くなります。printfが想像以上に遅いということもありますし、シリアル115200bpsの速度がブレーキのように働いてしまうこともあります。もしも文字列が止まることなく表示されるような状況でしたら、文字出力を出さないようにするだけで劇的に速度が向上することがあります。ただ、UNIXではCPU負荷の高い無限ループは避けるべきです。
  • FTPアクセス時に他のファイルが見えないよう制限を設けたい

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