CAT760用音声コーデック基板 †
本製品は製造終了・保守扱いです
CAT760のオプション製品 音声コーデック基板です。
特長 †
- CAT760に音声や音楽の録音・再生機能を追加することができます。
- 手持ちのCD音源、または WAVデータから再生データを作れます。
- MB760に直結できるコネクタ配列をしています。
- Linux版ドライバ付き
MB760との接続例
使用例 †
- 「しゃべる」機械全般
- 構内アナウンス装置 (LAN配信→音声出力)
- 防犯用 自動録音装置
etc
仕様 †
機能 | 録音・再生 (半二重) |
サンプリング | 44.1KHz 16bit Stereo |
インターフェース | 再生用・録音用 3.5φイヤフォンジャック 各1 |
寸法 | 60x60 mm 突起部含まず |
電源 | 3.3V単一 MB760から給電 |
おまけ機能 | DIPSW 入力 3bit |
フォトリレー出力2ch(通常は未実装・特注対応) |
図面 †
ブロック図
寸法図
商品構成 †
スターターキット †
- PCB-10101基板 x1
- MB760 CN5と直結できるハーネス x1
- ゴム足 x4
- ドライバCDROM (ソース付き)x1
- 回路図入り取扱説明書 x1
型名 PCB10101-KIT
定価 ¥19,800(税抜き)
量産用 基板のみ †
※ 一台目は必ずスターターキットをお求めください。
型名 PCB10101
定価 ¥8,800(税抜き)
よくある質問 †
ハードウェアの質問 †
- 電源は?
- 3.3V単一で、CN1から入力します。MB760と直結するときは直結ケーブルから取ります。
- EK760 (EB760) と接続できますか?
- SH3 (CAT709)に接続可能ですか?
- SH7709Sは音声コーデックのためのI/F回路が内蔵されていないため不可能です。
- DIPSWは何の目的ですか?
- ひとつは録音ゲイン設定です。残りの3つはアプリケーションから自由に使えます。
- 未実装のフォトリレーの目的は?
- たとえば構内放送の切り替え信号などに使えるようサービスパターンとして用意しました。実装は特注で対応します。
ソフトウェアの質問 †
- 再生できる音声データ形式は?
- CDと同じく 44.1KHz, 16bit, Stereoの WAVデータが再生できます
- 録音データ形式は?
- 再生と同じく44.1KHz, 16bit, Stereoですが、WAVヘッダーがない rawタイプになります。詳しくはHowtoページを開設します。
- SH4のLinuxでリアルタイムに再生できますか?
- 録音再生には SH7760内蔵のDMAを使っていますのでリアルタイムな録音再生ができます。
- 録音再生できる時間は(秒数は?)
- 秒数に制限はありませんが 44.1KHz,16bit,Stereo のデータは毎秒約175Kbyteですので、必要なデータファイルを置ける必要があります。たとえばコンパクトフラッシュやUSBメリーを使うのが現実的でしょう。
- MP3データの再生はできますか?
- 今はできませんがフリーのmp3再生ソフト等を組みわせることが考えられます。howtoを用意します。
- ドライバのソースコードは添付されますか?
- スターターキットに添付されます。ライセンスはGPLです。バイナリーとソースコードをCDROMに保存して提供いたします。お客様がドライバをそのまま利用または改編し組み込み・再配布(公開)することは自由に認められます。その場合(お客様が改造したもの)もGPLライセンスとなります。
関連事項 †