TrueIDEケーブル

本ページは2000年6月25日に海老原が書いた内容を2006年にWikiに書き直した物です。
写真は多少古いですが現在でも有用な情報です。

これは何?

CompactFlashをTrueIDEモードを利用して普通のマザーボードに接続する治具(ケーブル)です。このケーブルがあれば余っているPC機材でSiliconLinuxの実験が出来ます。

IDE経由での接続なので活線挿抜はできませんが、PCMCIAと違ってHDと同じようにブートができます。

all.jpg

材料

PCカードアダプタを分解したもの800円
HD増設用4端子電源ケーブル480円
IDEケーブルJunk

組み立て

omote.jpg

表側の写真です。ピン間は 1.27mm なので難易度は中くらいと思います。写真手前側が1番ピンです。

ura.jpg

裏側の写真です。写真手前側が最終番ピンとなります。

結線                                    Gndに落とすピン
IDE     信号名  ATA     CF              信号名  ATA     CF
1       RESET#  58      41              A10     8       8
2       GND                             ATASEL  9       9
3       DD7     6       6               A9      11      10
4       DD8     64      47              A8      12      11
5       DD6     5       5               A7      22      12
6       DD9     65      48              A6      23      14
7       DD5     4       4               A5      24      15
8       DD10    66      49              A4      25      16
9       DD4     3       3               A3      26      17
10      DD11    37      27              GND     1       1
11      DD3     2       2               GND     34      50
12      DD12    38      28              GND     35      
13      DD2     32      23              GND     68      
14      DD13    39      29                              
15      DD1     31      22                              
16      DD14    40      30              +5Vに吊るピン           
17      DD0     30      21              信号名  ATA     CF
18      DD15    41      31              REG#    61      44
19      GND                             Vcc     17      13
20      ------          ---             Vcc     51      38
21      DMARQ                                           
22      GND                                             
23      DIOW#   45      35                              
24      GND                                             
25      DIOR#   44      34                              
26      GND                                             
27      IORDY   59      42                              
28      CSEL    56      39 (※)                         
29      DMACK#                                          
30      GND             
31      INTRQ   16      37
32      IOCS16# 33      24
33      DA1     28      19
34      PDIAG#  63      46
35      DA0     29      20
36      DA2     27      18
37      CS0#    7       7
38      CS1#    42      32
39      DASP#   62      45
40      GND             
※ CSEL をオープンにするとスレーブドライブとなる(らしい)
Vccは+5Vです。間違えて+12Vを入れたら焼けますから注意 :-)

こんな感じで使用できます。 HDと同様に扱えるので、BIOSにてIDE AUTO DETECTIONして認識させてください。

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