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linux-2.4.24

linux-2.4.24に対応させてみました。
手っ取り早く実験したい方はコンパイル済みカーネル(zImage)とパッチ済みカーネルソースをこちらからダウンロードできます。

コンパイル方法は以下の通りです。

  • カーネルソースをダウンロードします
    ftp.kernel.org/pub/linux/kernel/v2.4/linux-2.4.24.tar.gz
    $ tar xzfv linux-2.4.24.tar.gz
  • 標準カーネル → linux-sh プロジェクトへのパッチ filepatch-2.4.24-sh をあてます
    $ cd linux-2.4.24
    $ patch -p1 < patch-2.4.24-sh
  • さらに CAT709 固有パッチfilepatch-2.4.24-cat709-2004-02-15bをあてます
    $ patch -p1 < patch-2.4.24-cat709-2004-02-15b
  • デフォルトの .config ファイルfiledot-config-2.4.24をコピーします
    $ cp dot-config-2.4.24 .config
  • コンフィグレーションしてmakeします
    $ make config
    $ make dep
    $ make zImage
    $ make modules

変更点

  • 周辺クロックが make menuconfig で設定できるようになりました。
    設定しないと従来どおり自動測定なのですが自動測定だとたまに計測間違いがあり、ソフト時計が長期間で狂ってくることがあります。CAT709では29.4912MHzと分かっているので書き込んでおいたほうが良いでしょう。
    $ make menuconfig
    General setup ->
      (29491200) Peripheral clock frequency(Hz) (0: auto detect)
  • これに伴い、従来のえびはらパッチの m_clk= というコマンドラインオプションは廃止しました。
    これは sh_pclk= というのが増えたようです(同じものと思います)。
2004-02-15 (日) 20:13:50 えびはら

関連リンク

コメント

  • linux-2.4.24はUSBホストインタフェースがバージョンアップしてます。先にドライバーのみ組み込んでいましたが、落ち着いたらこちらのCAT-Kernelに移行してみます -- Tango 2004-02-15 (日) 22:32:49
  • linux-2.4.24 でリアルタイム実験をしています。 -- えびはら 2004-02-17 (火) 02:52:44
  • CFブートが出来なかったので、linux2.4.21のほうのio_cat709.cをぱくって、cat709_make_irq_demux(IRQ2_IRQ,14); /* CF socket #0 (onboard) */ とport_mapを追加したりしましたが、このようなやり方でいいのかな? -- Tango 2004-03-13 (土) 16:08:48
Last-modified: 2019-07-22 (月) 17:56:00 (1730d)