debiansh.gif DebianSH 非公式支援ページ

このページは SH3, SH4 CPU向けにDebianをインストールしようというページです。

以前 debian 4.0 (etch)向けとして書きましたが debian 5.0 (lenny)、debian 6.0(squeeze)、debian 7.0(wheezy) 向けに一部修正しました(2013/6/5)

aptのURLが変わりました(2015/9/28)

提供しているもの

今までのように同一ディレクトリの pool で管理していると、sarge(gcc-3.4), lenny(gcc-4.3) でパッケージ名(ファイル名)が同一だった時にバイナリが上書きされてしまう問題があったので、ディレクトリを分ける事にしました。

はじめに

Debianプロジェクトは多方面のアーキテクチャへすぐれたフリーソフトウェアを提供しているすばらしいプロジェクトです。Debianプロジェクトの各バージョンを SH3, SH4 CPUへコンパイルしました。

versionコードネーム対象arch主な弊社ボード
debian3.1sargeSH3 SH4CAT709,CAT760
debian4.0etch公開終了
debian5.0lenny公開終了
debian6.0squeezeSH4CAT724
debian7.0wheezySH4CAT724

debianコード名について詳しくは https://www.debian.org/releases/

このページは海老原が管理していますが海老原は Debianのメンバーではなく、勝手に作業を進めているだけです。従ってこのページはDebianが公式にSHアーキテクチャをサポートする日がくるまでの、それを支援する仮の位置づけと考えています。

提供しているパッケージ数は DebianSH_ビルドマシン紹介 ページに掲載されています。

お決まりごと

ここで提供しているパッケージ群は、あくまでもDebianのパッケージソースコードから単純に機械的にビルドさせたものです。ですので、動くものもあるし、動かないものもあるし、

【一見動いているように見えるのだけど実は結果が間違ってしまうもの】
【長期的には誤動作を引き起こすもの】

もあるかもしれません。

機械的にオートビルドしただけですから、個々のソフトウェアについて海老原は内容を把握していませんし、動作確認を取ったわけでもありません。質問をされても分からないのでお答えができません。

インストールができないならまだましで、一見すると動いているように見えても、たとえば出荷後に不具合を引き起こすかもしれません。もしお使いになるとしたら十分な注意と評価を経てからご自身の責任でご使用ください。

このページの全ての資料・データ・ファイルは ABSOLUTELY NO WARRANTY (完全に無保証)です。各ソフトウェアの作者や、海老原や、シリコン社は一切動作保障をしませんしどのような結果が起こっても責任を取りません。

何か様子がおかしいといったレポートは歓迎ですが、使い方を教えてくれ、動作がおかしいようだけど解析してくれといったサポート要求にはお答えできません。このサイトで公開している debianパッケージはボランタリに公開しているのですが、もしもトラブルになるようでしたら公開を中止する可能性もあります。

対応機種

SH3やSH4搭載でLinuxが動作するボードであればインストールできる確率が高いです。

要求スペック

  • CPU SH3, SH4
  • カーネル 2.6シリーズ
  • Little Endian
  • メモリ 実用的には 32Mバイト以上
  • CF,SDカード等のストレージ 256Mバイト以上 実用的には1Gバイト以上

動作確認済みボード

SH3CAT709シリコンリナックス社
SH4CAT760シリコンリナックス社
LANDISKI/Oデータ機器
SH4ACAT724シリコンリナックス社

あとはあなたの腕次第?

雑誌掲載

interface200709.gif
CQ出版社Interface誌 2007年9月号に関連記事が掲載されています。

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